デザインへのこだわり

「作品」と「仕事」
 ーデザインとは何かを考えるー

わたしたちの敬愛する有名なタイポグラファーに、
自分の築いてきた数々の実績を
「作品」と呼ぶことを自他共に許さず
「仕事」と呼ぶよう誇示する方がいらっしゃいます。
なるほど、そこにはわたしたちにも考えさせられるものがあります。
あくまでもわたしたちなりの解釈ですが、
「作品」という言葉にはクライアントの存在が希薄で、
自分の思うまま、感じるままを表現するものだと思います。
ですが「仕事」という言葉には
あきらかにクライアント(お客様)が存在するのです。

では、わたしたちがクライアント主導の「仕事」を順調に進行するためには
どうすればいいのでしょう?
わたしたちなりに考えます。
デザイナーは、クライアントとこちら側との
感覚のギャップを少なく=“意思の疎通”をはかるため、
多くの努力をしなければいけません。
わたしたちが知らない、クライアントのお仕事を
できる限り理解するように努め、
その中でお互いの共通言語(わかりやすい言葉)を
見つけていくようにします。
とくにクライアントとの打ち合わせでは、
クライアントの話しの所々に垣間見える「思い」を
真摯に感じ取らなければなりません。
そして、それを自分のデザインとすりあわせて要望に近づけていく、
それがわたしたちの「デザイン」という仕事をする姿勢だと思います。

あくまでも、デザイナー本意ではなく
クライアントと“一緒に”よいものを作り上げたい
シンプルな気持ちで、日々取り組んでいます。
打ち合わせのときには、ぜひ思うがまま
「こんなものを作りたい!」という思いの丈をきかせてください。

デザインチーム一同